ソフト詳細説明
このプログラムは、Windows において利用者の確認を行い利用者固有の環境の保管、そして制限を行い、さらに Windows利用の記録を録ることを目的としたプログラムです。
利用者を確認するためには、利用者それぞれにあらかじめ ID とパスワードを準備しておき、各利用者が Windows 起動時に現れるログオンチェックボックスから正しい ID とパスワードを入力する必要があります。こうして正しく入力されないと利用を始めることはできません。
また、利用者固有の環境とは、利用者ごとにプログラムマネージャのグループやアイコンの登録を変えておくことができ、しかも「画面の色」や「画面のデザイン」などもそれぞれ自分の環境を記憶しておくものです。もちろん、自分で変更したグループやアイコン、画面の設定などは、ログオフしても次回ログオンすると、前回ログオフ時の状況のまま Windows の利用を再開できるのです。
作者は、職場において何十人もの利用者によって、各 Windows 環境がそれぞれの利用者によって目まぐるしく変化させられてしまうのを見てきて、可能な限り利用者の使った環境を個人ごとに保存できないものかと取り組んできました。このプログラムはこれを実現するものです。作者は、職場での使用はもちろんのこと、自宅でも家族それぞれの ID とパスワードを作りパソコンを管理させています。これで、それぞれが使えるアプリケーションの範囲が限定でき、使わせたくないプログラムの設定などをしております。仕事だけでなく、このような活用もできますので、ぜひお試しくださいませ。
WindowsNT をご存じの方ならば、NT でのログオンを思い浮かべてください。NTのログオンチェックおよび個別の利用環境の提供が得られるわけです。
本プログラムの前身である LogonWin.exe と本プログラムは構造が大きく異なっています。今回のプログラムは、これ自体がシェルとして動作し、この中からプログラムマネージャを ID 別に起動します。よって、ログオンするときの壁紙を含む画面の表示は常に固定され(以前は、ログアウトした人の画面の配色などが残っていました)、またログオフからログオン完了までの処理速度も大幅にアップしています。